この度の熊本地震により被害を受けられた皆様に
心よりお見舞い申し上げますと共に、一日も早い復旧をお祈り申し上げます。
お隣の県である熊本、大分に思いを馳せながらも
まずは今、目の前にいる患者さんと真摯に向き合うことが大事だと信じ、
診療にあたっております。
日頃からの備え、大事だと思いました。
皆さんの防災グッズの中には何が入っていますか?
防災バックなどに、ぜひ歯磨きセットも入れておきたいものです。
避難所では、歯ブラシがないだけでなく、水が十分になく、
歯・口・義歯の清掃がおろそかになりがちです。
そして避難所では、すぐに食べられるようなパンやおにぎり、カップラーメンなどの食事が
しばらく続くことになるため、栄養も偏りやすく、
また精神的なストレスなども重なり、抵抗力も落ちてしまいます。
口の中を不潔にしておくと、細菌が増えてむし歯、歯周病、口臭などが生じやすくなり、
感染症にもかかりやすくなってしまいます。
特に高齢者では、免疫力が落ちた時に、口腔や咽頭部の菌を肺や気管へ誤嚥することで
肺炎を起こしやすくなるので注意が必要です。
とは言え、緊急時には持ち出せないこともあります。
そんな時のために覚えておきたい口腔環境のケア方法をご紹介しますので
お口の中を少しでも清潔に保つために、頭の片隅にご参考ください。
・少量の水かお茶を2回に分けて口をすすぐ
・ガーゼかティッシュで口の中を拭く
・食物繊維が多いリンゴなどは後に食べる
・キシリトールガムなどを常備しておく
・なるべく唾液をよく出す
最近、よく笑っていますか?
笑うことはストレスを発散させるだけでなく、免疫力を高める効果があると言われており、
健康的な生活を送るにはかかせません。
そこで今回は自然な笑顔を作れる「笑顔ストレッチ」をご紹介します。
方法はとっても簡単です。
大きく、思いっきり、「は」・「ひ」・「ふ」・「へ」・「ほ」と言う!!!
これを3回、ぜひ一度トライしてみてください。
顔の筋肉と、それから心もスッキリしますよ~(●^0^●)
「笑いは心のビタミン剤」とも言われています。
積極的に笑いを心がける生活を心がけたいですね!
歯周病と聞いて、いまいちイメージがわかないし、
自分とは無縁だとお思いの人も多いのではないでしょうか?
歯周病は一度進行してしますと完治はしないと言われています。
特に若い方は歯周病で自分の歯を失うというイメージがわかないかもしれませんね。
しかし、実際1本、2本…と、歯周病によって歯が減っていった方の体験談を聞きますと、
自分の歯で噛めていたことのありがたさを感じ、
自分の歯を大切にしなかった事を後悔しているとおっしゃいます。
もちろん、最近の歯科の治療方法の進歩のおかげで、もし歯が無くなっても、
代わりに入れ歯やインプラントが無くなった歯の役割を果たしてくれ、
食事に不自由なく過ごせる事もあるかもしれませんが、
やはり、自分の歯とは若干感触が異なるのが事実です。
自分の歯でしっかり食事しているご年配の方は元気な方が多いように思います。
なんでも食べるには歯は大切です。
歯を無くす原因は色々ありますが、
成人以降は虫歯で無くすよりも、歯周病によって歯を無くす割合が高くなってきます。
さらに、歯周病は世界で一番感染者が多い病気と言われており、ギネスブックにも載っています。
それだけ、皆さんが歯周病におかされる確率は高いのです。
歯周病が進行する前に、日々、お口の中のお手入れをしっかりすることと、
定期的に歯科医院での検診、歯石取りをすることをお勧めします。
歯科医院に行ったのは数年前だな…とお思いの方、
歯の痛みがなくても、知らない間に歯周病が進んでいるかもしれません。
久しぶりに歯科医院に足を運んではいかがでしょうか?
歯科健診について、先日、新聞でも気になる報道がありました。
全国の自治体が行っている乳幼児歯科健診で、北九州市の受診率が低迷しており、
全国平均よりも30%以上低いそうです。
これを受けて北九州市では対策を強化、
当院にも、新しいロゴステッカーとリーフレットが届きました。
一般的に、歯が上下8本以上生え揃ってくる1歳半と3歳の乳幼児健診時に
合わせて行われることが多いのが「乳幼児歯科健診」。
子どもの歯はムシ歯になりやすく進行が早いのが特徴です。
乳児に限らず子どもの場合、歯科健診を受けることで、
ママでは見つけられない初期のムシ歯やかみ合わせの問題などを早期発見することができます。
また歯の磨き方や手入れ方法の指導もあるので、
普段子供たちの歯の手入れで悩んでいることがあれば、
教えてもらえるよい機会です。
初めての歯医者さんがムシ歯の治療では、どうしても子どもに苦手意識がめばえます。
健診で歯医者さんに慣れるためにも、
まず初めは1才ごろになって6~8本の前歯が生えてきたら歯科健診へ行きましょう。
当院は北九州市の登録医療機関です。
歯科健診は母子健康法に基づき市区町村に実施が義務づけられており、
1歳6カ月~2歳までの間と、3~4歳までの間、無料で健診が受けられます。
ご予約がオススメです。お電話で、まずはお気軽にお問合せください。
※各種歯科健康診査・歯科検診・フッ化物塗布を実施中!!
・妊産婦歯科検診
・1歳6か月児・3歳児歯科健康診査
・4歳5歳児歯科検診
・フッ化物塗布
・親子歯科健診
・妊産婦歯科検診
・歯周疾患検診
本日1月4日(月)より、2016年の診療を開始いたします。
新しい年、スタッフ一同、気持ちを新たに
皆さまのお口の中の健康維持のお役に立てるよう
努力してまいります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、今回は皆さんが毎日使っている歯ブラシのお話をします。
皆さんは、今お使いの歯ブラシをどれくらいの期間使用してますか?
歯ブラシの毛先は使えば使うほど広がってしまいますが、毛先の広がった状態で使っていると歯垢を十分に
落とせなかったり、歯茎を傷つけてしまう事があります。
実際に新しい歯ブラシと毛先の開いた歯ブラシの汚れ除去率を比べてみると
新しい歯ブラシを100%とすると、毛先の開いた歯ブラシは62%まで減少してしまうという調査結果もあります。
また、歯ブラシは毎日使うものですから使っているうちに目に見えない汚れや雑菌が歯ブラシに
付着してしまい、とても不潔になってしまいます。
歯ブラシの交換時期としては、2~3カ月に1度が推奨されています。
また1カ月もたたないうちに毛先が開いてしまうようなら、ブラッシング時の力の入れすぎです。
ゴシゴシ磨かなくても、程よい力で細かく丁寧に磨けば汚れはしっかり落とせます。
そして、歯ブラシの保存方法の鉄則は「よく洗って乾かす」です。
中には専用ケースに入れられる方もいますが、これは細菌の繁殖の温床となってしまいます。
皆さんの歯ブラシは今、どのような状態ですか?
毛先がボサボサ? 食べカスが毛先に残っていませんか?
当院では「歯ブラシ指導」と一緒に「歯ブラシ選びのアドバイス」もさせていただいております。
せっかく歯磨きをするのなら、自分に合った歯ブラシで効率良く磨ける方がよいと考えております。
ご希望の方は、お気軽にスタッフまでお声をかけてください
だんだんと寒くなってきましたね。風邪に気を付けたい季節がやってきました。
空気の中に含まれているばい菌やウィルス、ホコリなど、
鼻は、それらを直接身体の中に侵入するのを防いでくれます。
そう、鼻は、空気清浄器のような役割をしているのです。
ところが最近は、口で息をする「口呼吸」の方が増えています。
たとえば、「テレビを見ている時に口があいている」「クチャクチャと音を立てて食べる」など、
無意識の行動ですが、実は要注意!
のどが痛くなったり、ばい菌などが直接体内に入ってくるため免疫力が下がってくる等の危険性があります。
今や、小学生の約8割が口呼吸だと言われています。
もし、お子さんが口をポカンと開けていたら、ひと声かける、
鼻炎や花粉症の治療をうける、鼻で呼吸するのを意識してみる・・・など、
日ごろの生活から見直してみましょう。
舌が下がっていると、無意識に口呼吸になってしまうこともあるので
舌をもとに位置に戻す「あいうべ体操」や上顎を下につけるように練習するなど、
家でのトレーニングもあります。
当院では、口呼吸を改善するためのアドバイスを行っています。
ご興味のある方はお気軽にご相談ください♪
本日、当院は開院2年を迎えることができました。
この一年、戸畑なかしま歯科にご通院いただいた方々、また関係者の皆さまに、心より感謝を申し上げます。
この一年は、私個人的としては、診療技術の向上のため、学会やその他研修コースに参加し、
患者さまにより良い歯科治療を提供することに努めました。
その結果、新しい治療技術を身につけることができ、
実際にその治療を受けられた患者さんの笑顔を見ると、
頑張って学んで良かったなぁと実感することができました。
今後もこれに満足することなく、日々技術向上して参ります。
医院としては、「患者さんにとって、また共に働くスタッフにとって、良い医院にする」というテーマを掲げ、
定期的なスタッフ勉強会の開催等、様々な取り組みを行うことができました。
まだまだ皆で試行錯誤もありながらのところですが、とても学ぶことが多い一年になりました。
これらの活動は、今後も継続して取り組み、
地域のかかりつけの歯科医院として、皆さまにさらに貢献できるよう励んでまいります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
戸畑なかしま歯科 中島敬介
「骨そしょう症」という病気をご存知ですか?
「骨そしょう症」とは、カルシウム不足によって骨の中がスカスカになり、
もろくなった骨がちょっとした衝撃でも折れてしまう病気です。
では、この「骨そしょう症」、歯の関係は?と言うと・・・。
骨がスカスカ、これは身体全体に言えることなので、当然口の中の骨の量も少なくなっています。
なので「骨そしょう症」になると、あごの中の歯槽骨が溶けやすくなり、歯を支えることができなくなります。
そして、最後には歯が抜けてしまいます。
また「骨そしょう症」の原因の一つでもある女性ホルモンの減少は「歯周病」の進行を早めます。
「歯周病」も「骨そしょう症」も痛みもなく気付かないうちに病気が進行します。
全身と歯の健康維持のためにも定期的な歯科検診をオススメしています。
※※※骨そしょう症のお薬を服用されている方へ※※※
骨そしょう症の治療薬に「ビスフォスフォネート製剤」というものがあります。
この薬を服用中に歯科治療を行うと、あごの骨に異常が生じることがあります。
症状としては、痛み、腫れ、骨の露出などで、
重症化すると、あごの骨が腐ってしまう大変怖い病気です。
また、この薬は関節リウマチや悪性腫瘍(ガン)の治療にも使われますので
もし、使用している場合は、必ず歯科医師にご相談ください。
9月に入りましたが、まだまだ暑い日が続きますね!
こまめな水分、ミネラルの補給は欠かさないように、まだしばらく気を付けましょう!
さて、今日は水分補給時に気を付けてほしいことのお話。
夏になると、皆さんによくお話していますが、
スポーツドリンクでの水分補給をした後では、実はむし歯リスクがとても高い状態になります。
ですから、できれば「うがい」や「ハミガキ」、難しければ普通のお水かお茶などを飲んで
お口の中の状態をリセットしてくださいね!
それでも冷たい物を飲んだり食べたりした際に、
歯がしみたり、キーンと響いたりしたりしたら、それはむし歯のサインかも。
むし歯が大きくなる前に早めの受診をオススメします!